CPFについてABOUT CPF

CPFについて

CPFグループについてABOUT CPF GROUP

CPF(チャロン・ポカパン・フーズ)グループは、総合的な農産・食品事業を展開するタイ最大のアグリビジネス企業です。世界17ヵ国でビジネスを展開、40か国以上に製品を輸出するなど世界的なシェアを誇り、特にタイや中国では圧倒的なブランド力で知られています。

その強みは、飼料生産から畜産、食肉加工、食品製造、食肉・食品小売まで、農産業と食品事業に関わるすべてのプロセスを自社直営の施設で行う「フルインテグレーションシステム」の構築。味や栄養面で高い品質を確保するだけでなく、商品の生産から消費までの過程を追跡することで食の安全を提供しています。

なかでも食品生産チェーンの要である飼料生産は、当グループの中核事業です。適切な栄養管理やコンピューターによる生産管理システムを駆使することで、国際基準に沿った高品質の飼料生産と、適正価格での流通を可能にしています。

畜産事業では、バイオセキュリティーシステムにより病気の侵入・発生・拡散を防いで動物の健康を守り、環境や地域社会への影響にも考慮。さらに食肉は「アニマルウェルフェア」の原則と基準を遵守して加工するなど、消費者のニーズと各地域の消費文化に合った製品を革新的に開発し続けています。

私たちは、高い安全性を備えた最高品質の製品を生み出すためのイノベーションを推進し、世界の消費者の食料安全保障と持続可能な社会の実現に貢献します。

CPF JAPANは、CPFグループの一員として日本でのシェア拡大を目指し、皆様においしく安全な食品をお届けしています。

CPFの歴史HISTORY

1921年、チア家の兄弟である、エクチョー氏とシウイー氏が「チアタイ」という名前の小さな種の店をバンコクに開店しました。
当時の彼らのビジネスは中国から種を輸入しタイの農家へ販売することでした。
種貿易ビジネスは順調に成長し、「チアタイ」は徐々にそのビジネス領域を動物の飼料生産の分野へ拡大していきました。
飼料生産ビジネスは軌道に乗り、現在チャローンポーカパングループの発展の礎である、エビや鶏の飼料から商品生産まで自社で一括直営管理するシステムを築き上げるに至ります。
このシステムはCPが誇るフルインテグレーションシステム(種から飼料、飼料から商品)と呼ばれており、CP内の長年の研究経験とタイの国内外における 技術進歩の賜物です。

エクチョー氏とシウイー氏

30年以上にわたるたゆまぬ発展の中でCPグループは世界で第5番目のアグリビジネスの会社となりました。
1990年までに、CPグループの生産規模は年間1,400万トンにも上り、インド、中国、アメリカなど世界中のお客様へCPグループの商品が届けられています。
アグリビジネスは地域の特性が根強く、既存の経営体が深く既に市場に入り込んでいるケースがほとんどです。
しかし、グローバル時代を見据えた更なる発展に向けたビジョンのもと、CPグループはお客様に1番に選ばれるパートナーを目指し、世界様々な地域への投資を惜しみません。

「チアタイ」

CPFグループ沿革

1921年
チア家兄弟のエクチョー氏とシウウーウィ氏が「チアタイ」種店を開店。
1953年
トロクチャン家のガレージで飼料工場事業を開始。
近代的な飼料工場の礎となる。
1970年
アーバーエーカーズ社(米国)と戦略的提携を結ぶ。
先駆的にアーバーエーカー種の研究開発を行う。
タイ初のブロイラー養殖技術を開発。
1973年
ナンナートラードに東南アジア最大かつ近代的な飼料工場を建設。
1975年
チョンブリ県シラチャ郡でタイで初めて総合養鶏事業を開始。
タイ国内で初めて最低賃金を保証した企業となる。
1976年
Charoen Pokphand Group 設立。国内外で業務を拡大。
1979年
中国にチアタイ(Chia Thai)の社名で進出。深圳においてアグリビジネス開始。
1980年
養豚農家の支援事業を開始。
総合養鶏事業と同様に最低賃金を保障。
1983年
C.P. Land 設立。不動産開発事業を本格的に開始。
1985年
エビ生態研究センターを創設。ブラックタイガー種の研究開発を行う。
1987年
トルコのイネゴルで飼料事業を開始。C.P. Standart Gida Sanayi ve Ticaret A.S. を設立。現在、飼料事業から養鶏、加工に至るまで一貫した鶏肉事業へ拡大。
1988年
タイ全土にセブンイレブンを出店。
Chester's Grills(ファーストフード)、Macro(倉庫型小売店)を設立。
UBC社設立。タイ国内初のケーブルテレビ網を敷設。
後に、業務拡大に伴いTrue Visionsへ社名変更。
1990年
タイで通信事業を開始し、携帯電話の普及に貢献。
後に業務拡大に伴いTrue Corporationへ社名変更。
明治乳業(日本)と合弁会社を設立し、乳製品の生産を開始。
1992年
中国の河南省にLuoyang Northern Ek Chor Motorcycle Co., Ltd.を設立。「ダヤン」ブランドのオートバイを中国で製造。
1993年
C.P. Vietnam Livestock Co.,Ltd.を設立。ベトナムに飼料工場を建設。
1996年
インドへ養殖事業拡大。チェンナイで水産養殖飼料工場を建設。
1997年
上海の浦東地区からロータス スーパーセンター事業を開始。中国全土に拡大し、現在70以上の支店を展開。
2001年
ベトナムへ養殖事業拡大。水産飼料工場とエビ加工工場の稼働開始。
2002年
上海にアジア最大規模の売り場面積を誇るショッピングモール、正大広場を出店。
2004年
CPF JAPAN株式会社設立。
2006年
ロシアで飼料と養豚業へ投資。現在は飼料事業から養鶏、加工に至るまで一貫した鶏肉事業へ拡大。
ラオスにおける総合畜産事業へ投資。
2007年
パンヤピワット大学を創設。小売業の教育と研究に力を入れている。
フィリピンの飼料・養殖事業拡大。
2013年
CPFの鶏肉商品が世界で初めてDNV GL認定のProSustain®から持続可能な製品として認定。
携帯通信業True Corporationがタイで初めて4GLTE通信を開始。
2014年
ベルギーのTops Foods NV社に出資。調理不要のチルド食品と常温食品を製造と販売。
2015年
CPF社がDJSI(Dow Jones Sustainability Indices)のEmerging Marketsカテゴリーのメンバーに選定された。
Charoen Pokphand Group(タイ)、伊藤忠商事(日本)、CITIC Group(中国)の3社で業務提携。
カンボジアに近代的な精米所を開設。世界市場向けの良質な米を生産。
2016年
米国およびカナダで個食冷凍食品の製造・販売事業を手掛けるBellisio Parent, LLCの株式を100%取得。
UNGC(国連グローバルコンパクト)とWBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)のメンバーとなる。及び、Global Compact Network Thailandを共同設立。

CPグループ事業OUR BUSINESS

アグリビジネス及び食品事業

CPグループのアグリビジネスは[1]種、[2]飼料、[3]養鶏・養殖、[4]生産加工、[5]貿易の5つの分野に分けられます。
CPのタイ国内外の飼料工場では鶏、豚、エビ向けの飼料の生産がおこなわれています。
CPの飼料から生産までの統合されたシステムは世界中の要求に応うる価値ある製品を作り出しています。
CPの鶏、豚、エビに関する事業は30年以上にも渡る海外との戦略的なパートナーシップを通じて確立されました。

養鶏場

今日では厳しい品質管理体制の下、多くの動物を飼育し、養殖・養鶏場の運営を行い、生産加工を行い、タイ国内外のお客様の需要に応えてきました。
加えて、CPのアグリビジネスと食品生産加工ビジネスはGMP, HACCP, ISO 9000, and ISO 1400といった世界標準の衛生と安全基準の証明を取得しています。
こうした取り組みの全てが安全安心なCP製品の生産を保証しているのです。

鶏飼料工場

マーケティング及び流通事業

長年にわたり、CPグループは高品質な製品の提供と手ごろな価格で簡単に享受できる店舗の開設によるサービスの提供に取り組んできました。
10年前、タイの皆さんにいつでもどこでも快適なショッピングとサービスを提供することを目的に、タイで初めてのセブンイレブンを開設しました。
現在では13,660店舗を数え、更に年間400店舗のペースで新規店舗が開設され、CPセブンイレブンはタイのコンビニエンスストア業界でも優位な立場にあります。
同じくマーケティング及び流通事業では、中国においてCPロータススーパーセンターが開設され、中国人消費者に快適で高品質で低価格なショッピングの場を提供しています。

CPセブンイレブン

「そこへ行けば欲しいもの全てが買える店」のコンセプトのもと、中国人消費者達は豊富な品ぞろえの商品を高品質なサービスで買い物を楽しむことが できます。
中国の順調な経済成長の結果、今日までに中国全土に76店舗を数えるまでになっています。
加えて上海にある正大広場(CPスーパーブランドモール)も中国初のそして最大規模のショッピングモールと娯楽施設の融合施設です。
立地する浦東地区は上海随一の商業地域であり、正大広場は幅広い年齢、あらゆる要望をもった顧客を満足させます。
ショッピング、美味しい食事、各種娯楽のテナントも入居しています。正大広場へは毎日13万人の人が訪れ高品質の商品とサービスを提供しています。

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